シーズン29 が始まって 3 日、Storm Point のチェックポイント降下で R-301 を拾ってから Volt に乗り換えた直後、ニトロゲート経由で詰めてきた敵 Axle と接近戦になって溶けました。Volt の弾倉拡張アタッチメントが付く前で、近距離の継続火力が足りなかったのが直接の敗因。ダイヤ 4・プレイ時間 2,300 時間・PS5 + GameSir GP7 PRO 環境でこの 1 戦、武器選択の解像度の低さがそのまま結果に出ました。
シーズン29 は Axle の機動メタに加えて、CAR SMG が floor loot に復活、R-301 と Volt も crafter から戻ってくる、という大きな loot pool 変動があります。シーズン28 の常識は通用しない。今回は開幕 1 週間プレイした感触と、各種データを突き合わせて、Apex S29 武器ティアリストを組み直しました。

この記事の内容
シーズン29 武器メタの前提
ティアリストに入る前に、シーズン29 の武器環境がどう変わったかを 3 点で整理します。これを押さえないと評価軸がブレます。
- Axle のスライド機動メタ:被弾時間が短い敵をどう処理するかが評価の中心。当てやすさ・腰だめ精度の比重が上がる
- floor loot 再編:CAR SMG 復活、R-301 と Volt が floor loot に戻り、Hemlok と Alternator は crafter 行き
- Vantage バフ:長距離スナイパーの脅威度が上がり、開けたエリアでの被狙撃を意識した武器選択が必要
シーズン28 までは「中距離の R-301 + 近距離の EVA-8」が黄金パターンでした。シーズン29 では機動が増えた分、近-中距離の SMG 比重が上がり、長距離はスナイパーの取り合いが激化しています。アサルトライフルの中央寄り評価は維持されつつ、SMG とスナイパー両端の比重が伸びた形。
プロは「シーズン序盤は様子見でアサルト中心」と言いますが、自分のダイヤ帯ではSMG 比重を上げて Axle 環境に合わせる方が現実的だと思っています。プロの試合は構成で守りに入れますが、ソロ・デュオ寄りのランクは機動戦に巻き込まれる頻度が高く、SMG の即応性が直接 KP に効きます。
S ティア:構成の核になる武器

R-301 Carbine
floor loot 復活で総合評価がさらに上がりました。中距離の安定感、近距離の腰だめ精度、長距離のシングルファイア、いずれも穴がない。S29 の中央軸武器として全構成で本命候補に入ります。Axle のスライド機動に対しても、止まってから撃つ運用なら追従性能で十分対応可能。
Volt SMG
R-301 と並ぶ S ティアの双璧。エネルギー弾で反動が縦方向中心、スライド後の中距離レレレ撃ちで弾を当て続けやすい。シーズン29 でfloor loot 復活+弾倉拡張アタッチが流通したことで、近距離でも継続火力が出せるようになりました。冒頭で自分が溶けたのも、拡張前の Volt だったから。揃ってからが本番。
EVA-8 Auto
近距離決定力の頂点。シーズン28 から Double Tap ホップアップが残っていて、スライドで距離を詰めた後の処理速度がトップクラス。Axle や Octane などスカーミッシャー枠の相方として刺さるのは前シーズンと同じです。室内戦の比重が下がった S29 環境でも、近距離初動の決定力で評価据え置き。
A ティア:状況次第で本命になる武器
R-99 SMG
軽弾の最高 DPS は健在。S ティアに置きたい気持ちはあるのですが、弾切れの早さがランクの長期戦で響きます。Axle の機動戦に巻き込まれる回数が多い S29 環境では、弾の取り合いが厳しい。継戦能力で R-301 + Volt 構成に押される形で A 評価です。
Wingman
中距離の単発火力枠。Axle のスライド機動を読んで先撃ちするのが難しく、A ティアに据え置き。Vantage の長距離狙撃と相性のいい武器なので、Vantage 入りの構成での本命として運用するのが筋。Wingman 単体での評価は中距離キャラ依存度が高いです。
Triple Take
マークスマン武器の中で最もバランスが取れている 1 本。チョーク使用時の集弾と中距離の貫通力で、長距離からの牽制に強い。Vantage バフで長距離戦闘の頻度が増えた S29では、A ティア上位として再評価。ケアパケ武器ではないので入手性も◎。
30-30 Repeater
マークスマン枠のもう 1 つの本命。チャージショットの単発火力が中距離戦で強く、Axle のスライド方向を読み切れれば 1 マグで処理できる場面も。ただし反動の癖が強く、習熟コストが高いのが A 止まりの理由。
CAR SMG
S29 で floor loot に復活。重弾と軽弾を切り替えて使えるユニーク性能で、弾管理に余裕が生まれます。火力は R-99 より控えめですが、汎用性で A ティア。近距離初動でとりあえず拾って 1 マグ目をしのぐ役割に向きます。
B ティア:用途を選べば刺さる武器
Hemlok Burst AR
シーズン29 で floor loot から外れて crafter 行き。入手性が下がった分、評価を 1 段下げました。バースト武器として中距離の単発火力は健在ですが、R-301 と並べて選ぶ理由が薄れたのが現状。Hemlok を本命にするくらいなら R-301 を取りたい。
Alternator SMG
こちらも crafter 行き組。重弾 SMG として中距離寄りの SMG ポジションでしたが、Hop-up の起動コストが 500 ポイントに増加したことで序盤の旨味が削られています。ホップアップ揃ってからが本番だが、それまでに Volt や CAR が手に入る場面が多い。
Mastiff Shotgun
近距離決定力枠ですが、EVA-8 が S ティアに据え置きの中で役割が被ります。ペレットの集弾は強いものの、連射力で EVA-8 に劣り、Axle の機動戦に追従しづらい。EVA-8 を取られたときのサブ選択肢として B ティア。
Flatline AR
重弾 AR の代表格。火力は R-301 より上ですが、反動制御の難しさが Axle の機動戦で響きます。固定砲台型の構成(Catalyst や Caustic 入り)でなら本命。スカーミッシャー入りの構成では取りこぼしが増えます。
Devotion LMG
圧倒的な持続火力ですが、起動の遅さがスカーミッシャーメタで致命的。建物に籠もって守るシーン専用と割り切るなら強い。ターボチャージャーが付かないと真価が出ないので、フルアタッチ前提の B ティアです。
C ティア:見直しが必要な武器
Charge Rifle
シーズン28 で長距離特化として強かった 1 本。シーズン29 では Axle の機動戦の頻度が上がり、固定砲台運用が刺さりにくくなったのが厳しい。Vantage の狙撃にスポットが移った長距離戦では、Triple Take や Sentinel に役割を奪われています。
Mozambique Shotgun
序盤拾い武器の代表。Hammerpoint Rounds 装備時の威力は健在ですが、ホップアップ自体の入手性が依然として課題。CAR SMG が floor loot 復活したことで、序盤の SMG 確保がしやすくなり、Mozambique を抱える場面が減りました。
P2020
序盤拾い武器のもう 1 つ。シーズン29 でも変わらず、SMG が拾えるまでのつなぎ役。Hammerpoint があれば化けますが、揃ったら他の武器に乗り換える前提です。
Spitfire LMG
長らく LMG の本命でしたが、シーズン29 では機動戦への適応が厳しい。固定アンカー枠として残るくらい。Caustic や Wattson 入りの守備構成での運用に限定されます。
ケアパケ武器の優先度

ケアパケ武器のローテーションは S29 開幕時点で次の通り。優先度順に並べると:
- Kraber .50-Cal Sniper:1 発で頭から落とせる。Vantage バフで狙撃メタの S29 環境では最優先
- Bocek Compound Bow:中-長距離の単発火力で、機動相手にも当てやすい弾道
- L-STAR EMG:オーバーヒートのリスクはあるが、近-中距離の継続火力が高い
- Peacekeeper:チョーク使用時の決定力。室内戦比重が下がった S29 では優先度低め
シーズン29 はKraber を見つけたら即拾って即構成変更するくらいの価値があります。Vantage バフで長距離スナイパーが増える環境では、こちらも長距離火力を持っていないと一方的に削られて終わる場面が出てくる。前シーズン以上に Kraber の重要度が上がった印象です。
おすすめ武器構成 3 パターン

1. 攻めの本命:Volt + EVA-8
Axle や Octane などのスカーミッシャー枠を使うなら本命。Volt で近-中距離を取り、EVA-8 で詰めの決定力を確保。floor loot から両方揃いやすいのが S29 では強い。冒頭で自分が溶けた直後、Volt の拡張マガジンを揃えてからは、同じ場面で 1 部隊処理できるようになりました。正直、これが一番効いた。
2. 万能型:R-301 + Volt
SMG 主体だが中距離の安定感も欲しい場合。R-301 で中距離を取り、Volt で近距離。軽弾の弾管理が課題になるので、序盤に弾を多めに確保する動きが必要です。Bloodhound や Crypto 入りで情報優位を取る構成と相性◎。
3. 守りの本命:R-301 + Triple Take
Catalyst や Caustic 入りの守備構成での選択肢。中距離 R-301 と長距離 Triple Take で、敵を寄せ付けないレンジコントロール。Vantage バフで長距離戦闘が増えた S29 では、Triple Take の評価が上がっているのがポイントです。守るなら Wingman より Triple Take を取りたい。
個人的なおすすめは構成 1 の Volt + EVA-8。シーズン中盤に CAR SMG の数値調整やケアパケ武器の入れ替えが入る可能性があるので、ミッドパッチ後にまた検証して別記事にする予定です。とくに L-STAR がケアパケ枠から floor loot に戻る可能性も噂されており、戻ったら構成 1 が L-STAR + EVA-8 に置き換わるかもしれません。
よくある質問
Q. シーズン29 で一番強い武器は何ですか?
R-301 Carbine と Volt SMG が双璧です。どちらか 1 本を選ぶなら、近-中距離の対応力で R-301、Axle 環境への適応で Volt。構成と相方次第で本命が入れ替わるので、両方使えるようにしておくのが現実的です。
Q. CAR SMG が floor loot に戻りましたが強いですか?
A ティア評価です。重弾と軽弾を切り替えられる汎用性で、序盤拾い武器としては強い。ただし火力は R-99 や Volt より控えめなので、終盤まで本命武器として持つというより、序盤しのぎの選択肢として運用するのが現実的です。
Q. Hemlok と Alternator が crafter 行きになって弱体化しましたか?
性能自体の数値変更ではなく、入手性の低下による相対評価ダウンです。Hemlok の Breach Charge クールダウンが 15 秒から 25 秒に延長された点もマイナスで、B ティアに評価を下げています。
Q. ケアパケの Kraber は今シーズン取りに行く価値がありますか?
あります。Vantage バフで長距離スナイパーの脅威度が上がった S29 環境では、こちらも長距離火力が必要。Kraber は 1 発で落とせる唯一の武器で、ケアパケから出たら即構成変更するくらいの価値があります。
Q. PAD と MnK で武器評価は変わりますか?
変わります。PAD のエイムアシストは SMG の近距離戦で恩恵が大きく、Volt や R-99 の評価が上がります。MnK は反動制御で R-301 や Flatline の中距離戦が強くなる傾向。本記事は PAD ダイヤ帯視点なので、MnK 勢は SMG の評価を 1 段下げ、AR の評価を 1 段上げて読むのが目安です。
まとめ
シーズン29 の武器ティアリストは、Axle の機動メタと floor loot 再編が変動の中心です。R-301 と Volt の S ティア据え置き、CAR の floor loot 復活、Hemlok と Alternator の評価ダウン、Triple Take の Vantage バフによる相対上昇、これがシーズン28 からの主な変化点。
個人的には Volt + EVA-8 構成を 1 週間使い込んで、ランクの勝率が体感で上がりました。シーズン序盤の試行錯誤期に、参考になれば。
シーズン中盤のミッドパッチで武器バランスがどう動くか、ケアパケ武器の入れ替えがどう起きるかは、また検証して別記事にします。
参考にした一次・準一次ソース:
- EA 公式 — Apex Legends Overclocked シーズンページ
- Dexerto — Season 29 Patch Notes
- GameRiv — Season 29 Overclocked Patch Notes
- TierMaker — Apex Season 29 Community Tier List
画像出典
- apex-s29-weapon-tierlist-1.jpg: Photo by Lukáš Trstenský on Pexels
- apex-s29-weapon-tierlist-2.jpg: Photo by RDNE Stock project on Pexels
- apex-s29-weapon-tierlist-3.jpg: Photo by Yan Krukau on Pexels
- apex-s29-weapon-tierlist-4.jpg: Photo by Matheus Bertelli on Pexels
