先月、PC 側のサブ環境で使っていた 4 年落ちのマウスをついに買い換えました。きっかけは World’s Edge の Fragment East、屋根上から飛び降りた瞬間にカーソルが一瞬飛んで R-301 の追いエイムが破綻、そのまま漁夫られて 3 位落ち。センサーが寿命だと薄々感じてはいたんですが、ジャンプ撃ちの初動でカクッと入る挙動は流石にもう無理でした。
自分は PS5 + GameSir GP7 PRO の PAD がメイン (ダイヤ 4、2,300 時間) ですが、フレンドとの野良では自作 PC (i7-13700K + RTX 4070) でマウス側もそこそこ触ります。PAD 勢から見た「PC 側で何を買えば後悔しないか」という視点で、2026 年 6 月時点の軽量ゲーミングマウスを 5 機種比較しました。本命は最初に書いておきます。Logicool G PRO X SUPERLIGHT 2 です。

選び方:重量・センサー・形状・遅延の 4 軸
軽量マウスを選ぶときに見るのは主に 4 つ。重量・センサー・形状・ワイヤレス遅延です。サイドボタンの押しやすさは 5 番目に来るくらい。
重量は55-65gが Apex 帯では現実的。プロは 50g 切りの CrazyLight 系を推しますが、自分のダイヤ帯で 40g 台を使うと止め際が安定せず、リコイル制御が散ります。50g 未満は CS2 や Valorant の置きエイム文化のもので、Apex の追いエイム比率だと 55g 以上のほうがハマる印象。
センサーは PAW3395 / HERO 2 / Focus Pro 35K の三択で、どれも実用上問題ない解像度。違いが出るのは LOD (リフトオフディスタンス) と表面トラッキングの安定で、布パッドで使うなら大差は感じません。
形状は左右対称 (Viper / Pulsar / Model O 系) と右手特化 (Superlight / EC2 系) で大別。Apex は中距離戦の追いエイム比率が高いので、手のひらが包めるエルゴ寄りのほうが個人的にはハマります。
遅延は 2.4GHz ワイヤレスなら 1ms 前後で頭打ち。8000Hz ポーリングは数値的には魅力ですが、バッテリー消費が一気に増えて 1 試合おきに充電する羽目になります。1000Hz で十分というのが半年使った結論。
サイドボタンは Apex だと押す頻度が高めなので、5 番目に書きましたがそこそこ大事。グレネード投げと回復をサイドに割り当てる人なら、ボタンの段差と押下圧の重さは購入前にレビューで一度確認しておく。フニャッとした押し心地のモデルだと、King’s Canyon の遮蔽戦で誤射が増えます。
おすすめ 5 機種比較
本命:Logicool G PRO X SUPERLIGHT 2 (約 60g)
2026 年 5 月下旬に Amazon で税込 19,800 円で購入。重量 60g、HERO 2 センサー、USB-C 充電、最大 8000Hz ポーリング対応。プロ採用率が現状でも一番厚く、Apex の上位ランカーでも握っている人をよく見ます。
形状は初代 Superlight 譲りのエルゴ寄り左右対称で、手のサイズ 18cm の自分にはぴったり。Fragment East の屋根戦で R-301 を中距離フルオートで撃つとき、最後の 5 発のブレが目に見えて減りました。電池持ちは 1000Hz で実測 90 時間、8000Hz だと 18 時間。普段使いは 1000Hz 固定で問題なし。
難点は価格。2 万円弱は気軽に買える額ではない。それでも 2-3 年は持つ前提で割れば月 700 円程度、と自分を説得しました。あとマウスソールが薄めで、半年使うと若干滑りが落ちます。社外品のフルセラミックソールに張り替えると新品同様の滑走感に戻るので、長期で使うつもりなら最初から張り替え前提で予算組むのが現実的。
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条件付き:Razer Viper V3 Pro (約 54g)
友人から借りて 2 週間試用。重量 54g、Focus Pro 35K Gen-2、8000Hz 標準対応で 35,000 円前後。CS2 / Valorant のプロ採用率では Viper V3 Pro が頭ひとつ抜けている印象です。
左右完全対称で、つまみ持ち・つかみ持ちに最適化された薄型。Apex でも振り向きの初動キレは Superlight 2 より明確に速い。ただ自分のかぶせ持ち寄りのグリップだと、薬指の置き場が安定しなくて中距離の追いが甘くなりました。つまみ持ちで Valorant も真剣にやる人向け。
センサーの Focus Pro 35K Gen-2 は LOD が 0.7mm まで詰められて、リフトオフの誤動作はゼロに近い。8000Hz ドングルが標準同梱なのも他社より一歩進んでいます。価格 3.5 万円という数字に納得できるかどうかが分岐点。
コスパ:Pulsar X2H (約 55g)
2026 年 6 月初頭に Amazon で税込 13,200 円。重量 55g、PAW3395、左右対称ながら背中に少し高さがある「H (ハイバック)」シェイプ。かぶせ持ち派の自分には Superlight 2 の次に合う形状でした。
1 万円台前半でこの完成度はちょっと驚き。8000Hz ドングルは別売だけど、1000Hz 運用なら付属の標準ドングルで十分。実測で射撃訓練場のターゲット撃ちを 30 分やった限り、Superlight 2 との差は正直 1 割未満。ダイヤ帯で対戦に勝てるかどうかにマウス単体の差はほぼ影響しません。
難点はビルドクオリティで、Superlight 2 と比べると本体のたわみが少し気になります。落としたら即破損しそうな剛性感なので、デスクから落とすクセがある人は要注意。自分は猫が触って 1 度落としましたが、今のところ動作問題なし。
軽量重視:Glorious Model O 2 PRO (約 57g)
店頭で試した範囲のレビュー。重量 57g、BAMF 2.0 センサー、26,000 円前後。穴あきシェルではない無印タイプ、ペリペリしないマット仕上げが好印象です。
左右対称のスタンダードな形状で、つかみ持ちにハマるバランス。Apex で使うなら少しサイドボタンが小さめに感じるので、Vault の遮蔽戦でグレ投げを多用する人は要確認。バッテリー持ちは公称 110 時間と長く、週 3 でプレイする勢でも 1 ヶ月は無充電でいけました。
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個性派:ZOWIE EC2-CW (約 77g)
軽量比較の枠で扱うには重い (77g) ですが、「軽さに振り回されたくない人」の駆け込み寺として挙げておきます。CS のプロ採用が長く、エルゴ形状の完成度は別格。
30,000 円弱と高く、ドライバ不要設計のせいで RGB やプロファイル保存はナシ。シンプル至上主義者向けの選択肢。Apex 専用なら正直 Superlight 2 で十分です。

グリップ別の相性メモ
形状の選択はグリップ次第。自分は手のひらべったり寄りの「かぶせ持ち」で、Superlight 2 と Pulsar X2H が合いました。つかみ持ちなら Model O 2 PRO、つまみ持ちなら Viper V3 Pro、エルゴ完全特化なら EC2-CW という棲み分け。手の長さ 17cm 未満の方は Viper V3 Pro かミニサイズ系のほうが楽です。
ランク帯・プレイスタイル別の推奨
使い分けの目安。
- シルバー〜プラチナ・週 3-5 時間プレイ:Pulsar X2H で十分。1 万円台で 2 年戦えます
- ダイヤ・週 10 時間以上・本気で詰める:Superlight 2 が無難。プロ採用率の厚さは何より安心材料
- Valorant や CS2 と兼用:Viper V3 Pro。つまみ持ちで Apex も握れる手なら最適解
- マスター以上を狙う・センサー精度を最大化:Viper V3 Pro の 8000Hz か Superlight 2 の 8000Hz。ただし PC スペックを要求します
逆に避けたほうがいいのは「ノーブランドの 40g 切りモデル」。Amazon で 5,000 円台でも買えますが、センサーの追従性とサイドボタンの耐久が露骨に弱く、半年で壊れて結局買い直しになります。これは去年のサブ機で実際にやらかしました。1 ヶ月で左クリックがチャタリング、3 ヶ月でホイールがバカになり、最終的に Pulsar に買い替え。安物買いの何とやら、を地で行った経験。
もうひとつ補足すると、握り方は固定して 2 週間使わないと判断ができません。新品の手触りに脳が慣れる前に「合わない」と決めつけると、本当にハマる 1 本に出会えないままになります。返品交換が効くショップで買うなら、最初の 3 日は判断保留、というのが個人的なルールです。
よくある質問
Q. PAD から PC に乗り換えるならまず何を買うべき?
マウスより先にマウスパッド (大型・布製) と感度設計を整えるほうが効きます。マウスは Pulsar X2H あたりから入って、3 ヶ月触って自分のグリップを把握してから上位機に行くのが結果的に安上がり。
Q. 有線と無線、どちらが Apex 向き?
2026 年現在のフラッグシップ無線なら遅延は体感ゼロ。ケーブルの抵抗ストレスのほうが追いエイムに悪影響なので、予算が許せば無線一択でいいです。
Q. ポーリングレート 8000Hz は本当に必要?
240Hz モニターと RTX 4070 以上が前提。CPU 負荷が地味に増えて Apex のフレームが揺れるケースもあるので、1000Hz で固定したほうが安定する環境のほうが多いです。
Q. マウスソールやマウスパッドも一緒に買うべき?
マウスパッドはマウス本体より優先度が高いです。ARTISAN や LGG Saturn のようなコントロール系大型パッドが Apex には合います。マウスソールは半年〜1 年で交換、ペットがいる家ならホコリで滑走が落ちるので 3 ヶ月ごとの確認推奨。
Q. 充電式と電池式、運用の手間は?
USB-C 充電式が主流で、Superlight 2 なら 1000Hz 運用で 3 ヶ月に 1 回くらい。充電中に有線で続行できるので、試合中にバッテリー切れで止まる事故はほぼ起きません。電池式の Logitech G304 系はライト勢なら今でも十分アリな選択肢です。
まとめ
2026 年 6 月時点の Apex 向け軽量マウスは、本命 Logicool G PRO X SUPERLIGHT 2、コスパ Pulsar X2H、つまみ持ち派 Razer Viper V3 Pro、軽量重視 Glorious Model O 2 PRO、シンプル至上 ZOWIE EC2-CW の棲み分けがしっくりきます。
結局のところ、マウスはグリップとの相性が 7 割。スペック表だけで決めず、可能なら家電量販店で実機を握ってから判断したほうが後悔は少ないです。自分はもう少し Superlight 2 を使い込んで、シーズン 30 のキャラ追加後にもう一度検証する予定。
画像出典
- 1, 2: Pexels (TODO 差し替え)
